植物の色素の分離
    ドクダミの葉一枚をはさみで切り、5mlのエタノールを加え、すりつぶす。このとき、葉の原型をとど
   めないぐらいに液状にする。

   (こちらはゆかりを適量取り、熱エタノールですりつぶす)

   次に、ろ紙の調整
    ろ紙は直径11cmのものを使用、端を1cmぐらいずつ切り取り、
   変形八角形を作る。
    ろ紙を二つに折る。(なるべく手で触れないよう注意する)

   展開液(ペイント うすめ液 アトミクス株式会社1リットル380円)
   の入ったビン(100円ショップで購入してきた高さ15cmぐらいの無色透明のガラス瓶)
   の展開液の高さより少し高めのところに鉛筆で線を引く。
   
   折ったろ紙の右半分の鉛筆線上の中央にストローで取った緑葉の抽出液をスポットする(小さいほうがいいと指示)

   左半分も同様にこちらで調整したゆかりの液をスポットする。

   ビンのふたをすばやくあけ、すばやく、ろ紙を入れる(このときろ紙の壁面が壁につかないようにする)
   ふたをすばやくする。

   5分ほどで展開が終わる。
    展開の最中にその様子をスケッチさせた。この場合、においが問題にならなく進行がスムーズにできた。
    Rf値を求めるのが目的だとしたらPPCは適さないので色素を分離するだけならこの方法で十分だと思う。
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