火のついた油に注ぐ水滴(危ない水蒸気爆発)
1 500mlのジュースの空き缶の裏が凹状になっているものの中にサラダ油を入れる。
2 ハンドバーナーで強熱し、一気にサラダ油の発火点にまでにする。(300℃以上)
(サラダ油自体は火がなかなかつきにくい)
3 3〜4cmぐらいの小さい炎が出てきたらハンドバーナーの火を消す。
4 駒込ピペットで火のついたサラダ油に水を1滴入れる。
5 水蒸気爆発が起こり、火柱が1m上がる。
<注意>この実験は危険なので理科の先生の指示に従うこと
<原理>
火のついた油は高温になっている。そこに水滴が入ると水は一気に水蒸気に変わり1700倍以上の大きさになる。その大きくなると同時に油を弾き飛ばし、飛び散った油に火がついて爆発が起こる。
油に火がついたときは水をかけてはいけない。
火がついたら、酸素をたちきるように布をかけるなどすればよい。
水蒸気爆発は「融けた鉛を素手で触れるか」という実験でも、起こる危険がある。