反応熱でゆで卵
【目的】
水酸化ナトリウムの水への溶解熱と塩酸との中和熱を合わせた反応熱でゆで卵を作る。
【操作】
1 18mm径試験管にウズラの卵をいれておく。
2 200mlビーカーに水を100ml入れる。
3 ビーカーの中にデジタル温度計を入れる。
4 水酸化ナトリウム24gを入れて,ガラス棒でかき混ぜ,溶かす
5 すべてとけると,温度上昇は50度ぐらいになる。
6 次に濃塩酸を100mlビーカーに50mlとる。(発煙するので換気に注意)
7 水酸化ナトリウム水溶液のビーカーの中にウズラの卵の入った試験管を入れる。
8 静かに塩酸を加えると一気に87度ぐらいにまでなる。10分は高温なため,卵がゆであがる。
9 このとき塩酸のにおいがするのでビーカーにぬれぞうきんでふたをすると良い。
参考文献:「ダイナミックな化学実験」宮田光男