2005年1月21日

液状化現象


神栖町や波崎町は地質が砂礫層で出来ていて、地下水が豊富である。
このため、多くの家庭で現在でも地下水を利用している。


通常は砂粒と砂粒が結びついていて間に水に閉じ込められている構造をとる。
 これに振動が起こると砂粒の結合がばらばらになり、間に入っていた水が
自由になる。こうなると水の中に砂が浮いている状態になる。

このとき、地表の構造物は水の中に浮かぶ状態になる。
そして倒れる。
地価から水が吹き上げ、土の中のものG地上に出てくることもある。
これを、説明したのが、液状化現象のモデル装置である。

 波崎の砂は液状化するか?実験
1 ペットボトルに波崎の砂を100mLいれる。水道水を入れる。
2 砂を何回か洗う。
3 1CM角に消しゴムを切ったものにクリップを1.5CMつけたものとだるまピン(緑色)をいれる。
4 一度さかさまにする
5 そして立ててしばらく見守る。
6 砂がたまったら音さのたたき棒でたたいてみる。
しばらくすると、砂の中からピンと消しゴムが現れる。
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