受容体の反応から神経伝達まで(その1)
眼の場合
次のようなモデルをダンボールを型にして作成した(あまりにも大きすぎて一部しか入らない(笑)
右側が正面の断面図である。
黒いビニールが脈絡膜
青いビニールが網膜
黄色く見えているのがクリアファイル(A4)で作った水晶体
水晶体についている白いゴムが毛様体
左に見えているのが視神経
前から見た部分
白いのが強膜
真中の透明部分が角膜
中央に見えるのが瞳孔である。
今、瞳孔が閉じている状態
これが瞳孔が開いている状態。
瞳孔が開くと、中の網膜が見える。
黒い部分は虹彩である。これを調節して目に入る
光の量を調節する。
近くのものを見ようとしたときの水晶体の変化
水晶体が厚くなる
遠くを見るときの水晶体の変化
水晶体が薄くなる。
脈絡膜は目の中にほかから光が入らないようにする働きや
網膜に酸素や養分を与える役割がある。
網膜には 明るさを感じる かん体細胞(棒細胞)
色を感じる 錐体細胞(円錐細胞) がある。
網膜は視神経につながっており,そこには光を感じる細胞がないため物を識別できない。ここを盲点(盲斑)という。
(左に見えているのは視神経の軸索)
静止電位のときの軸索の表面(プラスの電位)
細胞内がマイナスでその電位を静止電位という。
表面と内側でつりあっている。
刺激が加わるとき、軸索の電位はある大きさの刺激まで
電位の変化がない(無)
ある大きさ(閾値)を超えると電位の逆転(全)が起こる
この電位の変化を活動電位(インパルス)という。
一ヶ所で電位の変化が起こるとその変化は隣に伝わっていく。
軸索には 髄しょう に包まれているもの(有髄神経繊維)
髄しょう に包まれていないもの(無髄神経繊維)
がある。上の図は無髄神経繊維での伝導である。
遅い。
しかし、髄しょうには電気が流れないので、有髄神経繊維
では下の図のように飛び飛びにインパルスが伝わる(跳躍伝導)
(髄しょうにはラップの芯を使いました。まだラップつき)
ラップがシュワン細胞をしめしています。
シナプス(ペットボトル)まで伝導してきたインパルスを示しています。シナプスで次の細胞に興奮を伝えるのですが、次の細胞との間にすきまがあります。
このため、インパルスは届きません。
シナプスにはシナプス小胞というものがあり、そこに
神経伝達物質が含まれています。
インパルスはここで神経伝達物質を出す信号になるのです。
神経伝達物質が放出されたところです。