ユスリカの唾液染色体の観察
15kmはなれた釣具屋へ赤虫を手に入れに言った私(大さじいっぱいで210円)

プレパラートの作り方

まず赤ムシを冷蔵する。
(そのままでは動いて使いずらいし、うまく唾液腺が取れない)

冷えて縮まり動かなくなった赤虫の頭部を得つき張りでさし、5,6節をピン
セットでつかみ、ピンセットをひく。

頭が取れて、唾液腺が取れる。

唾液腺だけを取る(血液とかよぷんなものをろ紙で吸い取る)

点眼ビンに入れた酢酸カーミン液を1滴かける。
(点眼ビンは便利です。腐食しませんし)

5分ぐらい放置し、その後、カバーガラスをかけ、上からろ紙で押さえる。
(このとき,火であぶるとかしないほうがいい。)

検鏡する。

と言う手順で作っています。

ここで思ったのですが,検鏡と言うのがこの実験の要ですね。

と言うのは、対物レンズで染色体をつぶしてしまうことが多いからです。

倍率が大きくなるほどプレパラートと対物レンズ間は縮まりますよね。

そこでピントを合わせるとき、つぶしてしまうみたいです。

ということは、せっかく何枚も作っても、生徒にわたして検鏡する中でつぶし
てしまうかもしれません。

顕微鏡投影装置を使ってテレビとかに映し出してしまえば楽なのですが,それ
ではこの実験の意味が薄くなってしまいます。難しいです。

ps 赤虫は死んでしまうと黒くなったしまうんですね。これはヘモグロビン
が酸化してしまうからでしょうか?

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